

2007年末、ウィズは事業体として、SGEC(Sustainable Green Ecosystem Council:『緑の循環』認証会議)による森林認証を取得しました。
簡単に言うと、「適切な森林管理が行われている森の木を使って家を建てる工務店」というお墨付きをもらったということです。
この森林認証とは、いったいどのようなものでしょうか。
森林資源は、日本のみならず世界中に存在します。
そして今、乱伐や違法伐採、もしくは適切な維持管理ができないことによって、森林が荒廃したり、生態系が破壊されるという状況が世界中で起こっています。
このため、森林環境破壊を防ぎ、森林を永続的に利用していくことを目的に設けられたのが、森林認証制度です。
環境保全に配慮しながら持続可能な維持・管理を行っている森林そのものの認証と、その森林から産出される木材や木材加工品に対して認定し、認証ラベルをつけることで消費者が木製品の環境価値を客観的に判断できるというCoC認証(Chain of Custody)があります。
世界初の森林認証機関として有名なのが、1993年に発足しドイツに本部を置くFSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)です。
森林認証は、世界で78ヵ国、913ヵ所、認証面積は約1億ヘクタールに及び、CoC認証は世界で7500件以上に上ります。
しかし、日本の森林の抱えている問題は、世界のそれとは少し異なります。
日本の場合、原生林や熱帯雨林の環境破壊が最大の問題ではなく、戦後に植林した人工林の手入れができていないことで山が荒れている、そして林業が成り立たなくなっていることが最大の問題なのです。
また、日本の人工林は、地域によって様々な特性があります。
秋田などの雪深い地方と高知や熊本などの温暖な地方では施業形態が異なりますし、カラマツの植林が多い信州やヒバの一大産地である青森など、植生も地域によって異なります。
そこで、海外の認証制度と異なり、日本の森林にふさわしく、日本の林業の現状に則した独自の認証制度が必要だという動きから始まったのが、SGEC「『緑の循環』森林認証制度」なのです。




