
『地球にやさしい生活』は、ニューヨークの五番街に住む共働き夫婦+2歳の娘の3人家族が、「地球環境に影響を与えない生活」を実験してみた、究極の省エネ・節電ムービーです。都会の真ん中で、電車もクルマもエレベーターも使わず、外食もせず、ゴミを出さず、電気を使わない生活にチャレンジ。1年の実験を経て、“ノー・インパクト・マン”ことコリン・ビーヴァン一家が出した結論とは……?

写真提供:アンプラグド
「地球にやさしい生活」という映画のタイトルを想像してみると、都会でエネルギーを大量に使う生活に飽き飽きした家族が、子どもの出産と同時にエコに目覚め、田舎町に引っ越して自給自足的なスモールコミュニティーをつくっていく……そんな生活をつい想像してしまう、ひねくれたわたし。ところが実際に映画を観てみると、「究極のエコ」を実験していくフィールドはニューヨークの五番街。都会のど真ん中で、エレベーターやクルマを使わず、地産地消を心がける生活を、1年という期限付きで実験してみるという、ドキュメンタリームービーなのです。
地球に「ノー・インパクト」な暮らしを続ける難しさと、夫婦間の価値観の隔たり、世間からの中傷や嘲笑など……タイトルとは正反対の「甘くない」生活が浮き彫りになってきて、これはもしや「エコ」を提案する映画というよりも、家族問題、地域問題、社会問題の映画では? と……。
一切新しいものを買わないとか、マンションの中でミミズを飼って生ゴミを土に還すとか、都市生活で電気を使わない(照明も冷蔵庫も!)となると、どんなことが起こるのか……
「都市型の自然共生・地域循環型生活」を目指す「森ノオト」にとっては、いまいちばんおススメしたい映画です。夫婦喧嘩も多々、涙もあって、でも最後にはやっぱり笑顔になれるのがポイント!
**INFORMATION**
映画『地球にやさしい生活』
10月8日(土)より全国順次公開
2009年/アメリカ/カラー/92分/ステレオ/アメリカンビスタ
監督・プロデューサー:ローラ・ギャバート
監督・撮影:ジャスティン・シャイン
出演:コリン・ビーヴァン、ミシェル・コンリン
提供:メダリオンメディア
配給:アンプラグド
公式サイト http://yasasii-seikatsu.com
当日料金:一般1800円
※「ジアスニュース」ではもうちょっと突っ込んで紹介記事を書きました。こちらもぜひご覧ください。
http://theearthnews.jp/#!/contents/1227
(文・キタハラマドカ)




